京都検定講習会レポート

京を旅する

京いろいろ


京都御所(きょうとごしょ) 


烏丸通、今出川通、寺町通、丸田町通に囲まれたエリア
紫宸殿のある京都御所、大宮御所、仙洞御所、京都御苑からなる


>> 京都検定特別プログラム ~京都御所の歴史と楽しみ方~ レポート

>> 宮内庁参観案内のページ http://sankan.kunaicho.go.jp/





2007年4月

京都御所春季一般公開に行ってきました

一般公開は春と秋にあり、2007年春季は4月4日(水)~8日(日)の5日間
申込不要、入場無料です

朝9時、京都御苑に到着
土曜日ってこともあってか、続々人が集まってくる。観光バスもいっぱい




まずは外から、建礼門
南側にある御所の正門。桧皮葺の屋根の向こうに、瓦葺の承明門が見える。
建礼門と承明門が開かれると、正面に紫宸殿が見えることに


入場は西側の宜秋門(ぎしゅうもん)から

手荷物検査を済ませて、続々入場

では、順路に沿って


御車寄(おくるまよせ)
昇殿を許された者の玄関



諸大夫の間(しょだいふのま)
「桜の間」「鶴の間」「虎の間」
身分により控え室が別



新御車寄(しんみくるまよせ)
天皇陛下の玄関
大正4年即位礼に際し新築


承明門から紫宸殿
一番人気の撮影ポイントです 背後に正門の建礼門
紫宸殿
左近の桜。右近の橘もちらっと

紫宸殿(ししんでん):京都御所の正殿で、儀式を行うところ
  白砂の南庭(だんてい)から見る紫宸殿は、厳かで美しく、思わず立ちすくむ



建春門(けんしゅんもん)
東側の門
陽を浴びて、屋根が黄金色に輝く
春興殿(しゅんこうでん)
大正天皇即位式で建てられる
三種の神器(鏡)奉安
手前は雅楽の舞台


清涼殿(せいりょうでん):平安時代の天皇の日常のお住まい。白砂の東庭
  南側に「漢竹(かわたけ)」、中央に「呉竹(くれたけ)」があり、御帳台の獅子もどこか中国風



清涼殿の御帳台
左右に獅子がいる



御池庭

小御所、御学問所の前に広がるお庭。

厳壮なイメージの白砂のお庭を見た後、

池のあるお庭は、やっぱりほっとする


御常御殿(おつねごてん):室町時代以降、天皇の日常のお住まい。

  いろんな襖絵が描かれてました。襖絵は今で言うテレビやDVDって聞いたことがある。
  御常御殿の前には「御内庭」。
  白砂の庭は儀式のイメージが強いけど、ここは緑がたくさんあって日常の空間って感じがする



京都御所の一般公開

思ってたよりゆっくりと、いろんなところが見れました

事前の講習会で歴史のこと勉強してて良かった!

出口は清所門になります


おまけ
ここにも菊が! 建礼門の模様 美しい 桧皮葺模型